声なびシネマわかば(万年)代表
木野ゆずき
視力を失い、劇場で映画を見ることなど、とうの昔にあきらめていた私たち視覚障害者に、大きな「希望の光が見えました。
映画に音声ガイドがつけば、私たちも劇場で大スクリーンと大音響のなか、家族や友人と一緒に映画を見て、泣いたり笑ったり怒ったり、同じ感動を共有できることを知りました。
こんな私たちの思いを、社会福祉協議会、劇場、シティライツ、地域の団体の皆さまに、ご理解とご協力を頂き、平成21年(2009年)に「ライブ音声ガイドボランティアさん」を養成して、1年後に待望の会の設立を致しました。
4年目を迎えた今、会員100名を超え「まず、映画が好き。映画を一緒に見たい」その思いだけで日々の苦労も喜びに変え、楽しく楽しくをモットーに、障害の有無を超え、対等な立場での会の運営に努めております。
また、「地域で共に生きる」ことも会の方針の一つとして掲げ、複数の市町村社会福祉協議会へも団体登録して、地域の行事や福祉教育にも参加協力。なんでもありの素敵な「声なびシネマわかば」です。
どこのどなたでも大歓迎です。
私たちと一緒に楽しく活動しませんか?
(平成13年11月)